ちゃんと付き合いたいと思っている男性がいても、いつも相手からセフレ扱いされてしまう女性がいますよね。30代にもなれば、そろそろ真剣にお付き合いできる相手を探したいところ。いつまでもセフレ扱いされている場合ではありません。ではなぜ、いつもセフレにされてしまうのでしょうか?
恋愛コラムニスト
齋藤緑子
関西在住ライター。マッチングアプリを利用して30人以上の男性と出会い、男女関係にまつわる様々な取材を敢行中。恋愛や不倫、セックスなど、誰にも言えない悩みを抱えた女性の心に寄り添います。
関西在住ライター。マッチングアプリを利用して30人以上の男性と出会い、男女関係にまつわる様々な取材を敢行中。恋愛や不倫...
実はセフレにされやすい女性には、必ず本人に原因があるんです。今回はセフレにされやすい女性の特徴からその原因を探り、悲しいセフレ生活から卒業する方法を一緒に考えていきます!
セフレ扱いされてると感じるきっかけって?
真剣に付き合っていたつもりでも、ふと「あれ、私ってもしかしてセフレ?」なんて気づくきっかけがあるはず。以下のようなエピソードがあるなら、あなたはセフレ扱いされているかも。
夜しか会えない
会うのはいつも決まって夜で、昼間に会おうと言っても全然会ってくれない。もちろん昼間のデートもナシで、お互いの部屋かホテルで会うだけのパターンばかりなら、セフレ扱いされている可能性が大いにあります。普通のカップルならどんなに忙しくても、たまには休みを合わせて昼間にデートをするものです。休みを合わせる努力もしてくれないのなら、その男性にとってあなたは彼女と呼べる存在ではないということです。
突然呼び出されることが多い
会っても次の約束をしてくれず、いつも会うのは当日に突然呼び出されて。なんて、完全に都合の良い女ですよね。自分が暇な時に呼び出したらすぐに来るし、やりたいときだけ会えると思っています。あなたに予定があるかどうかなど何も考えていない証拠です。
セックスしたらすぐに帰られる
セックスした後って、ゆっくりイチャイチャを楽しみたいですよね。それなのに彼がセックスをしたらすぐに帰りたがる、またはあなたに帰って欲しそうな素振りを見せたら、セフレ扱いされていると思って良いでしょう。つまりはイチャイチャするほどあなたに興味がない、そんな時間を割くのも勿体ないということです。
セフレにされやすい女性の特徴とは
セフレにされやすい女性には決まっていくつかの特徴が見られます。自分に当てはまるものがないかチェックしてみましょう。
夜に連絡がつきやすい
30代にもなると周りが結婚してゆく中、遊べる友人が少なくなり夜に出かけることがなかったりしますよね。または、仕事が早く終わることが多くて夜に暇な時間を持て余していたりする30代女性もいます。そういった人はすぐに連絡がつきやすいので、セックスしたいときだけ呼び出すには最適。暇だし、予定もないからといって連絡がきたらすぐに飛びついていませんか?ただ気が向いた時だけに呼び出す、暇つぶしのセックス要員にされてしまいますよ。
押しに弱く、自己主張が少ない
とにかく押しに弱く、身体の関係を迫られると断れない。そんな女性はどうぞセフレにしてくださいと言っているようなものです。そんなに好意を抱いている相手ではなくても、お酒の席などでグイグイ来られてなしくずしにセックスしてしまい、そのままだらだらと関係が続いてしまうことも。
また、自分の意見をはっきり言えないタイプもセフレにはされやすいですね。ああしたいこうしたいとは言わない、おとなしいタイプの女性は男性の良いようにされがちです。
寂しがり屋の構ってちゃん
年齢を重ねても独り身だと、いつも寂しくてたまらなくなることも。自分を構ってくれる人にはすぐ心を許してしまう女性もセフレにされやすい傾向があります。メンヘラちゃんがヤリモクの男に狙われやすいのもその理由です。構って欲しいという思いが強すぎるあまり、ちょっと連絡をくれるだけの男性にも依存して、言いなりになってしまうのです。
身体を求められることと自分を必要とされることは全く違います。しかしその違いに気づけずに、求められるままに身体を差し出してしまいます。
セフレにされやすいのはどうして?
セフレにされやすい女性には、必ず本人に原因があると最初に言いましたね。ではここからはその原因を探っていきましょう。
自己評価が低い
「どうせ自分なんて」と思っている自己評価の低い30代女性は、自分の価値を自分で決めることを放棄しています。ですから自分がセフレ扱いされていることに文句も言えず、「私みたいな女は価値がないから、セフレにされても仕方ないのかな」と心のどこかで思っているのです。
自己評価の高い女性は自分がセフレ扱いされることに耐えられないものです。お高くとまっている、とまではいかずとも、ある程度自分の価値は高めに見積もっておかないと弄ばれるだけですよ。この「自分の価値」についてはのちほど詳しくご説明しましょう。
不倫や浮気に抵抗がない
既婚者との不倫経験があったり、恋人がいる男性の浮気相手にされることが多くて、あまり人のモノに手を出すことに抵抗のない女性はセフレとして選ばれがち。「私っていつもセカンドにされるの~」なんて男性に相談してはいませんか?男性は相談に乗っているふりをしながら上にも乗って来ます。この女は倫理観がない、悪く言えばお股がゆるいからヤレそう、と思ってるんですね。
身体以外に面白味がない
スタイルが良くてセックスは最高でも、話していてつまらない女性は身体だけのお付き合いに留まってしまいます。30代にもなると、男性は女性に対して外見の華やかさより人間的な魅力や面白味を求めるようになるものです。いつまでも若い女の子のように「すごーい!こんなの初めて!」とだけ言っていれば男が喜ぶと思っていてはいけません。また、いつも男性の方が会話を盛り上げて、自分を楽しませてくれると思っているのも良くないですね。
会話をしていても楽しくなければ、「この女とはセックスだけでいいや」と思われても仕方ありません。
自分の価値を信じて、セフレ生活から卒業しよう
セフレにされやすい原因がわかったところで、次はこれからどうすればセフレ生活から卒業できるのかを考えていきましょう。
男性を見る目を養う
どんなに優しい男性でも、どんなに周りの人から信頼されている男性でも、あなたをセフレ扱いするような男性はゲス男です。相手のスペックの高さに目がくらんだり、イケメンだから、という理由でセックスを拒めなかったりするかもしれません。しかし相手はあなたをセフレとしか思っていない、という事実から目を逸らしてはいけません。
ちょっといいなと思っている男性から言い寄られたとき、まずは本当にその男性とセックスをしてもいいのか、セフレ扱いされないかを見極めることが必要です。今までセフレ関係になってきた男性の特徴に当てはまるところかないか、周りの評判に惑わされていないか、そして一番大切なのは、あなたを大事に扱ってくれるかどうかです。
スペックや評判などの、その男性を彩る装飾品を取っ払って、男性の本質を見る目を養いましょう。
「NO」と言える勇気を持つ
しつこく言い寄られたり、身体の関係を迫られたりしたとき、「NO」と言えない女性はなしくずしにセフレ関係に陥ってしまいます。自分の本意ではないセックスはとにかくお断りする勇気を持ちましょう。相手のペースでセックスをするのではなく、自分がしたいと思った時にしかしないと心に決めるのです。
お酒の席で酔っぱらってしまうとどうしてもセックスを断れなくなるという女性は、男性と二人でお酒を飲みに行くことを控えても良いでしょう。どうしても行かなければならないのなら、酔っぱらわない程度にとどめておくこと。
知識や教養を身に着けて、内面を磨こう
一流クラブのホステスはお客様が退屈しないように、毎日出勤前に新聞に目を通し、世間の情報をひととおり頭に入れておくことを怠らないといいます。ホステスのように男性を楽しませろとは言いませんが、30代にもなればある程度の知識や教養がなければ会話をしていても男性が退屈します。物を知らない女だと思われたりして、結局は心の通わない身体の関係だけになってしまいます。
セフレを卒業するためには、今まで読まなかった本を読んでみたり、新聞を読む習慣をつけたりするだけでも良いですし、自分の得意なジャンルの知識をより深めてみても構いません。礼儀作法や教養が身に着くような、新しい習い事を始めてみるのもおススメ。とにかく自分の内面からレベルアップすることに励んでみましょう。そうすれば自然と会話にも人を惹きつける魅力が出てきます。会話が魅力的であれば、相手にもっと自分の内面への興味を持たせることにも繋がります。
自分の価値は自分で決める
自己評価が低い女性は、他人から決められた価値を自分の価値であると思い込んでしまう傾向があります。金額に例えれば100円くらいの扱いをされても、「そうか、私って100円くらいなんだな」とそのまま受け入れてしまうのです。だから自分が今置かれている状況が異常であることにも気づかず、自分を大切にできません。自分の価値は自分で決めないと、いつまでも男性から安い女だと思われて、セフレというひどい扱いから卒業することはできないまま。
どのように自分で価値を決めたらいいのかわからないのであれば、何かひとつでも自分に自信の持てることを見つけることが一番の近道です。自分に自信が持てれば、もっと自分を大切にすることができるはず。そのためには先に挙げたように自分の内面を磨いたり、得意なことを伸ばしたりすることが必要なのです。
監修者「齋藤緑子」のまとめ
セフレにされやすい女性は、基本的に自分に自信のない女性が多いと思われます。そこにつけこむ男性が悪いのも確かですが、30代にもなれば身も心も自分で守れるようにならなければいけませんね。自信というのは自分を信じる心のこと。自分を信じて凛としていれば、必ずそんなあなたに心から惹かれる男性が現れます。
そのためにはまず、アンチエイジングだ何だといって鏡の中の自分ばかりを気にしないこと。もちろんそれも大切なことなのですが、見た目がどんなにキレイでも中身がカラッポだと、男性に弄ばれるだけ弄ばれて、飽きたらポイ捨てされちゃう。身に着けた知識や教養は決してあなたを裏切りません。セフレ生活から脱出したければ、まずは内面から自分を変えていきましょう。